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知っていると人生がラクになる!わたしたちの苦しみの原因となる5つの障害 

ヨガ

 

突然ですが、質問です。

 

あなたは今、何か悩みごとがありますか?

 

理想の生活が送れていない

理想のパートナーがいない

子育てがうまくいかない

職場の人間関係に疲れてしまった

太っている自分がイヤ

お金に困っている

など

 

 

こんなのわたしが望んでいる理想じゃないー!泣

と思っていたりしませんか?

 

 

悲しいかな、これはすべて自分が作り出している現実なんですよね。

 

望んでいない現実を作っているのは、他人でも環境でもなく自分なのです。

 

 

このわたしたちを苦しみへと引き込む障害…

できればこの苦しみにハマりたくないですよね。

 

実は、ヨガ哲学にはこの障害について説かれています。

この教えを知っていると、人生がめちゃくちゃラクになります!

 

少しでも悩みを減らして、自分らしく生きたい!という方へ届きますように。

 

 



 

 

 

ヨーガ・スートラに書かれていること

パタンジャリ「ヨーガ・スートラ」2章3節

AVIDYASMITA RAGA DVESHABHINIVESAH KLESAH

無知、我想、執着、憎悪、生命欲が、五つの障害(煩悩)である

 

 

向井田みお先生著「やさしく学ぶYOGA哲学 ヨーガスートラ」より

「心の悩みは、心を正すことによって解決します。苦悩から自由になりクレーシャを取り払うためには正しい知識と、自分の心の動きに向き合う態度をもつこと。繰り返し考えを見て、考えの動きに気づき、必要なものを取り入れ、不必要なものを放つ心をケアするための瞑想が大事な練習方法となります」

 

 

 

5つのクレーシャ

私たちが日常生活を送るうえで抱える苦しみ、穏やかで安定した心の状態を阻む障害は5つに分類されます。

短気・怠惰・弱さ・迷い・疑心暗鬼など、心の中に潜む災いの種のことをKRESHA(クレーシャ)=障害(煩悩)といいます。

 

①アヴィディヤ(無知)
②アスミタ(我想・エゴ)
③ラガ(執着)
④ドゥヴェーシャ(憎悪)
⑤アヴィニヴェシャ(生命欲)

 

 

この5つは、わたしたちを苦しみへと導きます。

自己中心的な考え、好き嫌いに捕らわれること、肩書きや命への執着などは、家族や友人など人間関係に支障が出たり、自分自身を傷つける原因になるのです。

また、身体に不調が出る場合もあります。

 

 

①アヴィディヤ(無知)

本当の自分が何者なのか知らないこと。

単純に物事を知らないというより、「思い違い」「思い込み」という意味です。

煩悩の根源と言われる無知は、5つの中で特に注意を払うべきであるとされています。

本当の真実を知らないがために、必要のない感情や混乱を抱いてしまうのです。

 

②アスミタ(我想・エゴ)

「私が!私が!」といった自意識や、「私のもの!」という所有欲・支配欲、間違った自我などの我想・エゴも苦しみをもたらします。

我想・エゴがあることによって、作り上げてしまった「わたし」という概念ができ、その作り上げてしまった人格こそ自分自身であるという考え。

つまり、自分の個性を自分自身で制限してしまうのです。

自分で作り上げたものが本質でないと、それが悩みや苦しみの原因となります。

 

③ラガ(執着)

執着とは、人やモノなど、さまざまな快楽・金銭欲、物欲、心地良いものに固執してしまう心の働きのこと。

 

④ドゥヴェーシャ(憎悪)

嫌いと思っている感情。

「苦しみを避けたい」と思ったり、「自分が誰かに攻撃されている」と感じることで生まれる憎悪も苦しみの原因とされています。

 

⑤アヴィニヴェシャ(生命欲)

「ずっと生きていたい」「死にたくない」という死への恐怖。

「生きたい」と思う感情。

 

 

 

 

 

心の作用≠わたしたちの本質

誰かと比較して、他人を妬んだり、羨んだり。

自分に足りないことばかりに注目して、いつも不足を感じていたり。

加齢による身体の衰えを恐れたり。

または、嬉しいことがあって幸せを感じたり。

怖い体験によって恐怖を感じたり。

これらは「心の作用」であって、私たちの本質ではありません。

心の波が荒れている状態です。

 

RiE
RiE
このことに気付かない状態がアヴィディヤ(無知)なのです

クレーシャを弱める方法

では、クレーシャによって荒れてしまった心の波を鎮めるためには、どのようにしたら良いのでしょうか。

 

それは、ヨガの練習と瞑想によって解決されると言われています。

 

RiE
RiE
ヨーガ・スートラ2章29〜55節に書かれています

 

つまり、ヨガの基本的な教えである八支則の実践によって、自分の中で不要になった信念や行動パターンを切り捨てていったり、新しい習慣や学びを取り入れていくことで、クレーシャを弱めることができるのです。

 

八支則については、こちらの記事をご覧ください。

 

 

八支則の最終的な目的はサマディーですが、それ以前にマインドのクセを取り除くプロセスなのです。

 

本質に気付くこと

少しずつマインドのクセや不純なものが除去されていくと、マインドの奥にある全てを照らしている純粋意識(真我)との繋がりに気付くようになります。

自分の内側にある純粋意識を輝かせることで、依存や執着のない領域で自分が幸せになるための人生の居場所を見つけることができるのです。

つまり、本当の自分を生きることなのです

 

 

まとめ

わたしたちの苦しみの原因となる5つの障害について解説してきました。

幸せから遠ざかるクレーシャを作り出しているのは、他人でも環境でもなく、自分自身のネガティブな感情です。

わたし自身、ヨガ哲学を学ぶ前はいつも同じようなマインドのクセにハマっていました。

その後、トレーニングや本でヨガ哲学を学びましたが、そのときは理解したつもりでもすぐに忘れてしまうということが数年…

やっと最近になって、この教えを受け取る準備が整ってきたとように思います。(長かった〜!笑)

 

とはいえ、「ちゃんと理解できているか?」と言われたら自信はありません…

ですが、以前よりも悩みごとはかなり減り、自分らしく日々を過ごせているのは間違いなくヨガの教えのおかげだと思います。

 

過去のわたしのように、少しでも悩みを減らして自分らしく生きたい!という方へ

この記事が届きますように♡

 

 

 

 

 

 



 



 



 

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